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【 デート ~恋とはどんなものかしら~ 】第2話 感想

   ↑  2015/01/27 (火)  カテゴリー: 2015年1月期ドラマ
人間は色々な生き方があっていい。
あなたの言うとおりかもしれません。
あなたの生き方を認めてくれる女性も きっといるでしょう。
でも、私は無理です。


どうしても?

間違いなく父がまた泣くから。



デート~恋とはどんなものかしら~ 第2話


      デートop


セリフの洪水洪水洪水……の後の、ポツンとした静寂。

この間がまた寂しいんだ。きついんだ。
巧ンは確かにクズだが……
途方に暮れる彼の孤独は伝わってきた。

すごいな。
脚本はもう言うに及ばず、演出も凄いよね。


本日は二度目のデート。

依子はもう頭に花は着けずミョーなメイクもしていない。
替わりにモコモコした重装備。


登山にでも行くの?

身支度する依子に訊ねる後ろメタファー・小夜子さん。


遊園地デートよ。

いいえ。 それは山岳救助の訓練に参加する人の姿よ。

遊園地やテーマパークでのデートについて調べたところ、一日中屋外にいて
歩き回ることになるため防寒対策と歩きやすさに留意するべきという情報を得たわ。
しかし、一方でデートである以上おしゃれも欠かしてはならない。
そこで基本的には防寒と歩きやすさを重視した服装でありながらポイントポイントで
おしゃれを施すというスタイルにしてみた。
完璧よね?


コメントは差し控えるわ。

しっ!



この幽霊は、しっ!!と払いのけると即消える。便利。


八景島シーパラダイスの入り口で、依子の姿を遠目に見る巧。

八甲田山でも行く気か?…

引くが…近寄らないわけにはいかない。
今日の巧には、どうしても果たさなければならない目的があるのだ。


3分遅刻です。

すいません。

本日は第2回目のデート、よろしくお願いいたします。

よろしく。



レストランで食事をしながら卓上の調味料の瓶をキッチリ一直線に並べる依子。
巧が瓶を使って適当な位置に戻す。
依子が並べ直す。
巧が使う。
並べ直す………。


本来なら今日は結婚の契約内容を協議し締結まで進める予定でしたのに、
このようなデートという事態になってしまい申し訳ありません。

いえ、いいんです。

事情は電話でお話しした通りなんです。
私自身は直ちに結婚することに何の不安もないので非常に不本意なのですが
仕方ありません。
デートなんてさぞ苦痛でしょうがお許しください。

いや、別に、苦痛ってほどじゃ…。

私は苦痛です!
正直にいきましょう。

…苦痛です。

本日はその苦痛を少しでも克服することが目標です。
頑張りましょう。



デートとは……苦痛を克服すること……。

トイレに行くと言って会計を済ませようとする巧だったが、依子がデザートを
頼んでいるのを見て席へ戻る。

デートで女に金を出させちゃいけないと島田兄妹からアドバイスがあったからだ。

この日に到るにはその5日前があった。

第一回目のデートが終わり、

鷲尾君からも成り行きを 詳しく聞いたけど、お父さんやっぱり分からないんだ。
好きでもない相手と結婚するっていうのは。


て依子に訴える父・俊雄。

お父さんも現代の幼稚な文化に毒されてしまっているのね。
結婚とはお互いが有益な共同生活を送るための契約であるという考え方を
私たちは採用しているの。
だから好きかどうかは問題ではないのよ。

いやいや…やっぱりよく分からないな。
少しは好きなんだろ?


いいえ。 デートも苦痛だったわ。



巧の方も自分を好きではない。
「ヘプバーンと原節子と峰不二子とメーテルを足して4で割った人」
みたいなのが好きな男など好きになれるわけがない。
けれども、結婚は別だと言う依子を父は嘆いた。


依子。
お父さんとお母さんだってね、いつもいつも仲良しだったってわけじゃない。
たまにはケンカすることもあった。
でもそれが愛おしいんだよ。そういう日々が楽しいんだよ。
お父さん、お前にもそういう相手を見つけてほしくて。
人生の伴侶を…。



泣きだす父に依子は言った。


分かったわ。 確かにお父さんと鷲尾さんの主張にも 一理ある。
苦痛な相手と結婚生活を共にするのは苦難を伴うでしょう。

そっ、そうだよ。

でも前回のデートではお互いが自分を より良く見せようと偽っていたことが苦痛の主な
原因ではないかと私は分析しているの。
もし、もっと自然体でデートを行えば若干は楽しめる可能性があるはず。

…若干なんだ…。

そこで お父さん。
次の日曜日、もう一度谷口さんとデートを行い楽しむということに挑戦してみる。

挑戦?

その辺の頭の悪い凡庸なカップルたちと同様にデートをしてはしゃげばお父さんは
満足なんでしょう。

いや…そういうわけじゃ…。

私が目標に向かって努力を惜しまない人間だということをお父さんはよく知って
いるはずよ。
私と谷口さんの相性に問題がないということを証明してみせるわ。

あっ!念のため言っておくけど、もう鷲尾さんを偵察によこしたりはしないで。
心配ならリポートとして原則的に30分に一度のペースでメールを送り状況報告します。
それなら安心でしょ?
そこでお父さんはデートを思う存分楽しんでいる私の姿を見ることになるでしょう!



八景島からシーパラまでの橋向こうの人ごみを見つめる2人。


こういう所、来たことありますか?

子供のころしか。

私もです。

大の大人が来てホントに楽しいんでしょうか…。

「デート」 「楽しい場所」で検索すると高い確率で上位に来ます。


とりあえず父への報告メールのために、目いっぱい笑顔を作って写真を撮るのだった。
今日はもうアヒル口はやめたんだな…。
   デート2



入場するとすぐにガックリと地面に膝をつく巧。


すいません。 ちょっと人混みに酔ってしまったようで…。

まだ入場して15mです。
ここから先が本格的なテーマパークですよ。


地獄絵図のようだ。

気を確かに!



本当に…ここは一体どこなんだ。
あんたら八甲田山でも超えているのか。


苦手なんです。
ああいう下品な子供や民度の低そうなカップルが。

分かります。
人生を浪費している人々の吹きだまりのように思えます。


やはりお互い苦手な場所でしたね。

あまりにも難易度が高いようでしたら場所を変えても構いません。
例えば映画館や文学館なら、少なくとも谷口さんは楽しめるのではないでしょうか。



魅力的な提案に心が動いたが、巧には今日、この場所を変更することができない理由があった。

ポケットの中には指輪のケース。

6時半に…ここで壮大な計画を立てていたのである。

「苦難も通り過ぎてしまえば甘美なもの」 by ゲーテ。
ここで逃げちゃ駄目です。

谷口さん…。

このテーマパークを楽しむことができたらもう怖いものはありません。

ですが…。

お父さんに納得してもらうためでしょう?

感謝申し上げます。

必ずや…。
このテーマパークを楽しんでみせる。

いざ行かん!われら戦場へ!

はい!



遊園地とは戦場……。


場内地図の見方も解らない2人は、パーク内でベタベタしているカップルを見つける。
彼らを手本にするべく交渉に向かう依子。


「訳が分からない」と言われました。

そうでしょうよ。

ですが、模倣する許可は得ました。

模倣?

上達の近道は熟練の模倣をすることです。
行きましょう。



デートがいつの間にか見知らぬカップルとのダブルデートになってる。


このデートの5日前。

巧は依子から父親が心配している旨の連絡を受けた。

「結婚を急がなければならない理由もありませんし、ここはデートを積み重ねながら
お互いのことを よく知り合い、一緒にいて楽しいと思えるかどうかを確かめてから
結婚に踏み切った方がよいのではないかと。」


国家公務員と上手く行きそうだと踏んでいた巧はこれを聞いて顔色を変え、
島田兄妹の所に駆け込んだ。


まずいことになった!

どうした?

やっ…藪下依子が、ふっ、普通っぽいこと言いだした!

正論だね。

でもそれじゃ困るんだ。
彼女は今、奇跡的に僕と結婚しようと思ってる。

奇跡的って分かってんだ。

それが普通のカップルみたいなデートを繰り返していたら、いずれわれに返る。
全然楽しくないって気付いてしまう。
そうなったらお終いだ。
この機を逃したら、僕は永遠に今の生活から抜け出せない。
なあ、どうしたらいいんだ?

一気に結婚に持ち込むしかねえだろ。

そのためにはどうしたらいいんだよ。

プロポーズだろ。



かくして、「感動的なプロポーズ」のために巧は計画し練習することになるのだった。


乗り物の列に並んでイライラする2人と、待っている間もベタベタし続ける模範カップル。

さすが師匠ですね。
行列に並ぶ時間を人生の浪費とするか有意義な時間とするかは本人しだいだと
いうことです。


「師匠」を見習ってあっち向いてホイをする2人…。

ジェットコースターでは、叫びまくる巧と無表情な依子。

おっおっおっ思ったより迫力ありましたよね。

それは天辺の位置エネルギーに加え速度は質量と重力加速度の積ですから
乗客の人数や体重によって変わるのです。



どう見ても、巧の方が実は楽しんでいるように見える。
あんなに苦行だと言っていたのに~。


藪下さん?
まだ楽しめませんか?

努力してはいますが、まだその境地に達することはできないようです。
お二人に交際が順調にゆく秘訣があれば教えを請いたいのですが。



「師匠」から、

やっぱ隠し事はしないことじゃん?

そうだな。 嘘つかないことだな。


と、言われ、いよいよ時が迫っているのを実感する巧である。

依子は依子で、鷲尾くんから巧の調査をした方がいいと言われていたのだった。


もし依子さんが望まれるなら彼のこと徹底的に調べてみます。
何か隠し事をしてないか。


そう言われて、依子はキッパリ断った。

せっかくですが結構です。
知りたいことは直接本人に聞けばいいのですから。



でも、その後で小夜子さんから本当は調べたいんでしょ、と言われる下りがあるので
実は気になってはいるんだよね。

そして、この日、頼まれてもいないのに鷲尾くんは巧の家を張り、ご近所から
話を聞いて巧がニートであることを知ってしまったのだった。

鷲尾くんの調査力が凄すぎる。
もしかしたら探偵~~

巧ももちろん隠し続けるつもりはない。

この日は、出版勤務と騙していたことをまず謝り、それから感動的なプロポーズを
する予定なのだ。

プロデューサーは島田兄妹。

ポケットの中の指輪は、母からお金を出してもらって買った物…。

この生活から抜け出せるかどうかの瀬戸際なんだよ。
もし僕がこのままここに居続けることになったらお母さんもっとお金掛かるよ?
それに比べれば100万円ぐらい…。


クズすぎる。
結果、引き出せたのは10万だが…充分大金だよっっ


日も暮れて「師匠」カップルと別れる2人。


何とかやり遂げましたね。

楽しめたとは決して言えませんが、少なくとも苦痛ではなかったと思います。

それは良かった。

本日はありがとうございました。

あの…もう少しお時間いいですか?
あっちの方で少し話しませんか?



巧に誘われてテーブルにつく依子。
もうすぐ6時半…巧の計画が決行される時間だった。


大事な話があります。

何でしょう?

ちょっと言いづらいことなんですが…。

おっしゃってください。

実は僕の生き方についてなんですが…。



そのタイミングで現れる鷲尾くん。
持ってくなぁ。


あなたのことを調べました。

「創文堂出版」という会社に谷口巧という社員はいなかった。
ご近所の人もあなたは働いていないと思うと言ってましたよ。
普段あまり 姿を見掛けないとも。
谷口さん、これはどういうことですか?

いや…今はとにかく時間が差し迫っているんで…。

依子さんを だましてたんですか?

だからそれを今…。

ちゃんと説明するべきでしょ。

ちゃんと説明しようとしたところにお前が来るから予定が狂って時間の計算が
できなくなって…。


時間なんか たっぷりあるだろ!まだ6時27分だ!

えっ!? もうそんな時間か。



島田兄妹が企画した時間が差し迫り、パニックになる巧は、洗いざらいぶちまけ始める。


そうだよ! 僕は無職だよ。
藪下さん 、ぼ、僕は無職なんです!

では出版社は辞められたんですか?

辞めたわけではなくて。

倒産ですか。 今出版業界は厳しいと聞きますし。


違うんです。
出版社にいたことはないんです。

では、これまではどのような仕事を?

だから仕事はしてないんです!

いつごろから?

ずっとです。

「ずっと」って?

ずっとです!
生まれてこの方。
藪下さん、僕は高等遊民なんだ!!



ついに言っちゃったよ…。

時間は、6時半。


「高等遊民」? 何だそれ。

明治から昭和初期にかけてよく使われていた言葉だ。
高等教育を受けながらも職に就かず読書などをして過ごす人のことで、
漱石の『それから』における長井代助、『こころ』における「先生」などが
その代表例だ。


読書などをして過ごす…。そうなると収入は?

ありません。

どうやって生活してるんだ?

衣食住は実家にいるので困らない。
ほとんど外出もしないので遊興費も掛からない。
金が必要なときは母に出してもらっている。


それってニートだよな。あんたニートなんだな?

高等遊民だ。

ニートだろ!



健康で障害もなく、資格取得のために勉強しているわけでもなく、特に夢もないと
語る巧に冷静に淡々と質問を繰り返す依子。


つまり自ら進んで高等遊民という生き方を選択しているということですか?

さすが藪下さん。そのとおりです。

そんな生き方の何がいいんだ。

ああ、君のような教養のない人間にはどうせ理解できないだろうよ。

調べてよかった。
依子さん、こいつ予想以上の危ないやつですよ。


お前は関係ないんだから黙ってろよ!



ほぼ言い争い状態の巧と鷲尾くんと、冷静に質問を続ける依子と…

突然、鳴りだした明るい音楽をバックに踊りながら出てくる人たち。
何なの!?ミュージカルなの


くそっ…。藪下さん、時間がないんで聞いててください。

ニートのくせに結婚なんてできるわけないだろ。

だから黙ってろって!
藪下さん、嘘を書いてしまったことは悪かったと思っています。

悪かったで済むか?結婚詐欺だぞ!

だからお前は黙ってろって!僕のパートが来ちゃうじゃないか!

えっ?


えっ!?

バックでニコニコしながら踊っている人たちと、巧が叫んでいる事のギャップがハンパない。
流れている歌が、また…


♪~とっても とってもとってもとってもとっても大~いスキよ~
ダーリンアイラブユーイイ~~♪~



広末!!!!!

どうしてこんな選曲にしたんだ~~…。

そして、自分のパートがやってきたのか…混ざって踊り出す巧……
この状況で…踊るんだ…。

  デート2-1



高等遊民というのは高尚な生き方なんです!
藪下さんなら僕の生き方をちゃんと理解してくれると思うんですが。

駆け足で説明しますからね、よく聞いててください。

僕の生活は母が自宅で開いている美術教室のわずかな収入から成り立っています。
家や土地はもう抵当に入っていて僕が将来相続できる資産はゼロに等しい。
つまり、母にもしものことがあったらその時点で僕の生活は破綻を迎えてしまうんです。
そして母は原因不明の体調不良で、もうそのカウントダウンは始まっているんです。

僕はいったいどうしたらいいのか途方に暮れました。


働けばいいだろ。


来る日も来る日も考え、そしてある結論に達した。

働くしかない。

母に代わって寄生する相手を手に入れるしかない。

何で そうなるんだ!

そしてそれは妻という存在であろうと。

違う! 働け!

藪下さん、僕はあなたの資料を見たときびびっときた。この人だ、って思った。
結婚後も働くことを望んでいて国家公務員だから福利厚生も しっかりしてるし、
リストラも倒産もない。給料も安定してる。
寄生するならもうこの人しかいないと思ったんだ!

藪下さん、僕と結婚してください!!



指輪を差し出す巧であった。

すいません。この方々は何なんですか?

たぶん、フラッシュモブ・プロポーズですね。
こういうやり方が流行ってるんです。
この人たち、みんな仕込みです。


なるほど。



音楽も止まったが……状況に不釣り合いすぎるダンスの人々が笑顔のままで
巧の後ろで静止してるのがまた……。


ちょっと中途半端に踊り始めちゃったんでうまく伝わってないかもしれないけど。

いいや伝わったよ。
お母さんの代わりに依子さんに寄生させてくれって言ってんだろ?
そんなプロポーズあるかよ。


お前は関係ないだろ。

働けばいいだけのことだろ。

お前な、働け働けって簡単に言うけどな、僕は四捨五入したら40だぞ?
いまさら何の仕事ができるっていうんだよ。



それは威張って言うこと~~~!?
そして、バックの人たちがまだ静止してるし。
    デート2-2


その気になれば何だってできる。

お前、仕事というものはな、そんな甘っちょろいもんじゃないんだよ。
仕事をなめるな!


それは仕事をしてるやつが言うせりふだ。
何で働かないんだ!



もう、鷲尾くんのツッコミがいちいち的確すぎて笑える。


それが高等遊民の矜持だ!

藪下さん、お願いです。
僕と結婚して僕を養ってください。
お願いします!



こんなプロポーズ…初めて聞いたお…。


谷口さん。あなたの生き方・考え方は理解できました。

あなたなら分かってくれると思ってました。



この成り行きに目を丸くする鷲尾くんだったが…。依子の返事は、

お断りします。


当然だ。
思わず「よしっ!」と言う鷲尾くん。


理解はできますが認められません。
あなたの考え方は根本的に間違っています。
社会のシステムからすればエラーです。

エラーは直ちに修正しなければならないのに、あなたにはその意思すらない。
人生は目標に向かって努力することに価値があるはずです。
それこそが喜びです。

でもあなたにはそのような向上心もない。
ただ楽をすることしか考えてない。進んで人生の敗北者になっています。

あなたは自分本位の価値観の中でのみ生きていて、社会の一員であるという
概念がない。
人はすべからく社会に貢献するべきです。
また、私が結婚を望むのは父に親孝行したいという動機もありますが、あなたには
それもない。
それどころか病気のお母さまをさっさと見捨てようとしている。

私はあなたを軽蔑します。



冷え切った冷たい空気がテレビの向こうから流れてくる…。
「軽蔑します」
って、なかなか言われないよね。
思っていても当人にはなかなか言わないしね。

一生懸命踊ったんだから認めてやれ、母親の事も巧は心配していると助太刀する
島田兄妹も、

だったらそんな生き方やめて働けばいいじゃないか。
そうだろ?


と、言われると

まあね…。

としか言えないのだった。

まぁね…そうなるよね。


けれども……

ここまで言われても巧はくじけないのだった…。


そのとおりだよ。
君たちの言ってることは何もかも正論だよ。
理屈ではね。

僕は確かに負け犬で駄目人間かもしれない。
でも負け犬で何がいけないっていうんだ?
君たちの言ってることは全部理屈だ。

社会に貢献しなくたって親孝行しなくたって別にいいじゃないか。
僕に言わせればな、君たちこそ現代の貧相な価値観に凝り固まった哀れな
人種だよ。
人間にはな、いろんな生き方があったっていいんだ。

明治から昭和初期にかけて働かずに教養を磨く高等遊民という生き方が
認められていたんだよ。


今は平成だ!


Hey! Say!だよね…中の人。


女性が結婚して家庭に入ることを永久就職と言った。
永久就職が決まった女性はみんな祝福して送り出したはずだろ?
女には外で働かないという選択肢が立派に与えられてる…何で男には与えられないんだ。
男が永久就職したっていいじゃないか。えっ?

現に妻が外で働き、夫が専業主夫となって家庭を守る、そういう形態の夫婦は
たくさんいるぞ。
君はそれを否定するのか?


妻を支えるために家庭を守るのと初めから寄生するために結婚するのとは
根本的に違うだろ。


どう違うんだよ!説明しろよ!
汗水垂らして働いて金を稼ぐことも確かに立派だろう。
だがな、金もうけをせず世俗を離れて生きることもまた尊いはずだ! 違うか!

人の生き方にエラーなんてものはないんだ!
幸せは人の基準で決めるもんじゃないんだ!
君たちがな、善だの正義だのと言ってることはな、しょせん世間がつくった倫理観の
受け売りにすぎないんだよ!

「善とは家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない」
by 森 鴎 外!



確かにね…専業主婦目指して腰掛の仕事をしている女性も多いよ。
女性が働いて男性が家事をする…それは全くおかしな形態ではない平成の今の世。

でもね…

巧ン、家事もやらないよね?


怒鳴る事も叫ぶ事もなく、冷静に母親の金で買ってもらった指輪を返し、母親の
金で奢ってもらった食事代を半分返す依子。


すでにバイクにまたがった依子になおもすがる巧。


僕は結婚できなかったら死んじゃうんだよ!

死んじゃえばいいと思います。

君だって結婚したいでしょ?

あなた以外と。

僕なら君の仕事を全力で応援するぞ。
家事や育児は任してくれ。家庭はがっちりと守る。
毎月ほんの少しの小遣いをもらえればそれでいい。
ほんの少しだ。
酒はあまり飲めないし、ギャンブルもやらない。
キャバクラも行かないし、そもそも外を出歩かない。
ホントに金が掛からないんだ。
月に1回の散髪と本とDVDが買えればそれでいい!
あと、たまにフィギュアも……。

発進します。

お願いだ!お願いだ。僕を助けて… 助けてよ!


人間は色々な生き方があっていい。
あなたの言うとおりかもしれません。
あなたの生き方を認めてくれる女性も きっといるでしょう。
でも私は無理です。


どうしても?


間違いなく父が また泣くから。

お幸せに。




何なの、このシュールなプロポーズは…。
もうカオスだわ。

空気読まない選曲、クズなセリフに甘い歌詞、満面の笑みで踊る人たちの中で
語る酷すぎるセリフの洪水、開いた口が塞がらない鷲尾くんと無表情の依子。


笑いっぱなしだったよ~~。

けれども、そんなクズ祭りのようなダンスが終了した時のポカーーーンとした空虚さ。

この落差。

これが、古沢脚本の魅力であると思う。
もちろん、間を作る演出も上手いのよ。

巧になんか全く同情もできないし同意もできない…はずだが、なぜか一緒に
ショボンとしちゃう。

鷲尾くんの言う事もやる事も全く正義なんだけれども、ちっとも応援する気になれない。

「人の幸せは人それぞれ」
「負け犬で何がいけない」
「人間にはな いろんな生き方があったっていいんだ」
「男には永久就職は認められないのか」


世の中に対する色んな叫びが詰まっている……ようにも見えるが、これはそんな風に
温かく受け止めていいメッセージとは違うと思うんだ。
古沢脚本だけに。

だって、この叫びは全てクズの口から出て来たんですもの~~。

この辺は…こんなメッセージが詰め込まれているそこらの他作品への
…まぁ、物言い的に考えてもいいのかな、と。

結果、世の中そんなに甘くない。

綺麗な話は通じないのよ。


この回で、正しく依子のメッセージとして伝わったのは、たった一言。


間違いなく、父がまた泣くから。


良い子だよね。

依子の結婚にはちゃんとした目的がある。

それは、依子自身の育ちや…何かしらのトラウマにも起因している気がするけど。



藪下依子(杏)は、一度のデートで谷口巧(長谷川博己)との結婚を決めたが、困惑する
父親の俊雄(松重豊)を思いやり、二度目のデートを決行することに。
前回の反省を踏まえ、「楽しむこと」を目的に掲げた2人はテーマパークを訪れるも、
家族連れやカップルでにぎわう雰囲気に巧が拒否反応を示す。
しかし、俊雄に納得してもらうため、と奮起し、人混みの中へ。
それでもどうしていいかわからず、2人はいかにも楽しそうにはしゃいでいたカップルの行動を
マネすることにする。  

順番待ちにうんざりしながらも、アトラクションに乗ったり、お化け屋敷を回ったりと、一見普通の
デートをする2人。
そんな中、依子はもう少しお互いのことを話そう、と巧に声をかける。
実は数日前、巧の経歴に疑いを持つ鷲尾豊(中島裕翔)から、巧に隠し事がないか調査した
ほうがいいと忠告を受けていた。
それを断ったものの、亡き母親の小夜子(和久井映見)からも豊の言うことが正論だと指摘され、
依子は揺れていた。
同じ頃、豊は巧の母の留美(風吹ジュン)が美術教室を営む自宅を探していた。  

やがてデートも終盤を迎えた頃、巧が依子を引き留めた。
巧は、宗太郎(松尾諭)と佳織(国仲涼子)とともにあるサプライズ計画を立てていたのだ。
その時間までなんとか引き延ばそうと、必死に話をつなぐ巧。
ところがそこへ、豊が現れてあろうことか巧のうそを暴露してしまう。
それを聞いた依子は…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)




よろしければ→【2015年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表


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※キャスト

藪下依子 … 杏
谷口巧 … 長谷川博己

島田佳織 … 国仲涼子
鷲尾豊 … 中島裕翔
島田宗太郎 … 松尾諭

藪下小夜子 … 和久井映見

谷口留美 … 風吹ジュン
藪下俊雄 … 松重豊

※スタッフ

脚本 … 古沢良太
企画 … 成河広明
演出 … 武内英樹
プロデュース … 山崎淳子
音楽 … 住友紀人

主題歌 … chay「あなたに恋をしてみました」
  
公式サイト http://www.fujitv.co.jp/date/index.html












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【デート~恋とはどんなものかしら~】 第1話 第2話

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