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【 Nのために 】第6話 感想

   ↑  2014/11/22 (土)  カテゴリー: 2014年10月期ドラマ
誰にも知られずに相手の罪を半分引き受ける。
相手にも知られずに黙って身を引く。
それが杉下の究極の愛だ。


黙って庇ってやったとかそういうこと?
そんなのただの自己満足だろ。
俺だったら 黙ってないで一緒に警察行ってやるよ。



刑務所に入ることになったら?


待つ。
それでできる限りのことをしてやる。



まったく…
君の人生は正しくて美しいな。


Nのために 第6話

     Nのためにop


2004年。都内のマンションの一室で殺人事件が起きた。

被害者は会社員の野口貴弘と、その妻・奈央子。
警察はその場に居合わせた西崎真人を容疑者として逮捕した。

事件の現場には犯人・西崎真人の他に杉下希美、成瀬慎司、安藤望の
三人が居合わせていた。

西崎真人は事件直後、弁護士にこう話している。

「すべてはNのために」


6時に伺う約束でしたが早めに到着したので野口さんに電話しました。
少し仕事の話がしたいって言われて、最上階のラウンジで待っていました。
6時になっても野口さんは現れませんでした。
自宅のインターホンを押すと…応えたのは杉下でした。
中に入らないでくれと強く言われましたが、様子がおかしかったので
中に入りました。

野口さんと奈央子さんが倒れていて、その場には西崎さんと杉下の
同級生がいました。
そのあとすぐに警察や救急の人達が入ってきたので…。

何があったのか、僕は誰からも何も聞いていません。



安藤望は事件当時、そう供述している。


2003年。
西崎は、希美の部屋の前で雨にびしょ濡れになって佇む女を見た。

パーティで出会った野口奈央子。

希美ちゃんは何時頃帰ってくるの?

さあ…。
ここで待っててもらって構いませんよ。
俺は外で待ってますから。



自分の部屋に奈央子を入れてタオルを貸す。
パーティの時のあでやかな雰囲気とはまるで違う、暗い表情。

机の上の貝に奈央子は気づいた。
沖縄で拾った貝。


これ…私が希美ちゃんにあげたの。
仲がいいのね。
…あの子、恋人はいる?



奈央子をそのまま待たせて、西崎は野原のじいちゃんの家に行った。

希美は最近、就職活動中で留守がち。
おそらく今日も帰りは遅いだろうと野原さんは言う。


奈央子は西崎が書いた『灼熱バード』を読んでいた。


「からだに刻まれた痣の数は愛の証拠などではない」
「トリはその痣を醜いと感じた」
「だが、女は美しいものを眺めるように目を細め指先でなぞる」
「愛の証拠という名の火あぶり」
「それと引き替えに女はトリに食事を与えた」
「いっそオーブンで一瞬のうちに丸焼きにされる方が」
「幸せに違いない」



西崎が希美の帰りは遅くなることを伝えに行くと、奈央子は外に立っていた。

手を伸ばして、西崎のシャツの袖をめくる。
「からだに刻まれた痣」を確認するために。


トリは…
あなたなんでしょ?

籠の中から逃げてきたのね。



「N作戦」は順調らしい。
希美と安藤は月に1度は野口家へ招待されている。

私、ブレーン頼まれたんだよね。

何の?

だから将棋の。
みどりビルのこと聞きにいったときにさ。



野口は安藤と将棋の勝負をするのが恒例行事になっている。

希美は安藤には秘密で野口に将棋の指導をし、野ばら荘では安藤に指導する。

あっちもこっちも大変だな。

私でよければいくらでもって感じよ。
一応、安藤には内緒ね。


口は堅い。
あっ…そういえば杉下…野口の奥さんってどんな人?


優しくて控えめで、料理上手で、野口さんのことが好き。


ああ…
ふーん…。



2004年の正月。

希美は野原のじいちゃんの家で、田舎の雑煮を作った。

新年早々、母から結婚報告のハガキが届く。
あの民生委員の人だ。


今度こそ幸せになってくれるといいんだけど。

希美ちゃんの地元でのお雑煮葉…ああ…白味噌か。

あとね、おもちにあんこが入ってるのが特徴。

それは斬新だね。

また作りすぎちゃったな。
西崎さん呼んでこよう。

帰ったよ。今年は実家に。



実家といっても、両親は離婚していて、母親はすでに亡くなっているらしい。
初めて西崎の家の事情を聞いた希美。

安藤は野ばら荘に残っていた。
雑煮を食べて、一緒に初詣に行く。

混雑で離ればなれにならないように手を繋いだ。

2004年が何事もなく、幸せな一年でありますように。


春になる前に、安藤は荷物をまとめて野ばら荘を出ていく。
会社の寮に入るのだ。


ところで、杉下を置いてっていいのか?

茶化すようにそう言う西崎。


落ち着いたら迎えに来るって言っといて。

杉下にはな、明るいところに連れてってくれる男がいいんだ。
罪の共有とかじゃなくてな。


罪の共有?

誰にも知られずに相手の罪を半分引き受ける。
相手にも知られずに黙って身を引く。
それが杉下の究極の愛だ。



黙って庇ってやったとかそういうこと?
そんなのただの自己満足だろ。
俺だったら 黙ってないで一緒に警察行ってやるよ。

刑務所に入ることになったら?

待つ。
それでできる限りのことをしてやる。


まったく…
君の人生は正しくて美しいな。



眩しそうに、楽しそうに笑う西崎。


就活に四苦八苦する希美を、最後の掃除のバイトに安藤は誘った。

連れて行かれたのはビルの裏。
行先が解らないまま不安そうな希美を安藤はゴンドラの前に連れて行った。


窓掃除 したかったんでしょ?
免許、取っときました。

私…ゴンドラ乗れないってば。



女だから乗せられない、体重が軽いから乗せられないとずっと社長に
言われていたゴンドラに、希美は初めて乗った。


すごい… 遠くまで見える。
やっぱり島とは全然 景色が違う…。



夜明けの東京湾を一望できる高い高い世界。
朝日に少しずつ照らされながら、希美は広い世界を見渡す。


ちゃんと私の足元は世界の果てまで繋がってる。
何もない狭い世界で人生を終えなくて済む。
そう思うのって、生きてくエネルギーだよね。

今見えてんのはさ、世界のほんの一部なんだよな。


もっと広い世界に出て行くんだもんね。
怖くない?


全然。
どれだけ広いか楽しみだよ。



安藤の笑顔が頼もしかった。
世界には希望がある。
もっと高い所へ上っていける。


その日、いつものように野原さんに惣菜を取り分けながら、希美は笑っていた。


これからは食べたいものを食べたい分だけ作ることにした。
リクエストあったら作るから言ってね。

何かあった?

世界は広いんだなって思ったら…
冷蔵庫の隙間くらいどうってことないなって。


苦労はね、忘れるのが一番。



たくさんの「苦労」が小さくなって消えていくように思えた。
野原のおじいちゃんの言葉に、希美は涙を流した。


その頃、希美の知らない所で、成瀬は詐欺行為から足を洗い、大学も辞めて
出直していた。
綺麗で広いレストランの仕事。

「さざなみ」で父のあとを継ごうと思っていた成瀬にとっては、それが「希望」だった。

安藤は寮に入るために野ばら荘を出て行った。
これからも遊びに来ると行って、手を振り、元気に。

みんなが前を向いて歩きはじめ、新しい世界が輝きはじめる…。


  ※※※


ゴンドラに乗って見る東京の夜明けがね…ゴチャゴチャしていて決して美しい
街ではないのに…それでも綺麗だった。

徐々に上っていくオレンジの朝日と明けていく青い空。
これが混ざり合った微妙な色彩が希望を感じさせる。

惣菜をたくさん作ってしまう自分と決別した希美の笑顔が嬉しかった。
過去と決別する涙に貰い泣きしたよ。

手は本当は成瀬と繋がっていてほしかったけれども……
高い所へ連れて行ってくれるのは間違いなく安藤だと思った。

西崎が言う通り。
「明るいところに連れてってくれる男」

安藤には影がない。
明るさと前向きな心と引っ張る力強さ。

暗い所から連れ出してくれるのはこういう人間だ。

成瀬は成瀬で自分の道を見つけた。

前へ前へ…動き出しているはずだったのに。


いつだって暗闇の中に引きずり込むのは蛇なんだよね…。

希美の母親のような…蛇のような女、奈央子。

豪華なドレッサーを贈って来たのは、あのキラキラした店で希美が鏡に
躊躇しているのを見て、一瞬にしてトラウマを悟ったのか…。

単に希美がドレッサーを欲しがっていると勘違いして贈って来たのか…。

どっちにしても、気持ち悪い。

でも、どうしても嫌がらせに見えるのね。
希美を闇に引きずり込もうとしている魔女みたい。

その力は西崎にも及ぶ。


言葉じゃ言えないような気持ちになったことは…ある?
言葉にできないほどの気持ちをぶつけられたことは…
ある?

私にはある。
これは彼の気持ちを受け止めた印なの…。



身体についた生々しい傷痕…。

やっぱり…野口はDV夫だった…。


同病相哀れむように傷を舐めあう奈央子と西崎が痛々しい。
西崎だって2人に出会って、上を見ようとしていたのにね。

浮気の話も自分自身で流していると思うんだよな…。
今の段階では何をしたいのかよく解らない。

けれども、奈央子が野口を愛しているのは確かで。

たぶん、希美への嫉妬がさせている行動だと思うのだけど。


マンションで奈央子は怯えていた。
怯えているけれども、野口への愛はある。

ドアの外にチェーンが付いている玄関。
外からかける鍵は…鳥かごの証し。

けれども、閉じこめられていることに安心と喜びも悲しみと同時にあるように見える。


あの事件の日…。

成瀬はドアのチェーンは外れていたと証言している。


かかっていたはずです。
だから、誰も部屋の外に出られなくてあんなことに…
最悪の事態になったんだと思います…。



安藤は高野にそう言った。


安藤の言う事は全て本当だと思っていた。
本当に安藤だけはこの事件に何の関わりもないのだと思っていた。
だって、この人が闇に犯されることはないはずだから…と。


でも、カギをかけたのは安藤だった…。
何のために

みんなを外に出さないために…


信じてもらえないかもしれませんが…
3年前に胃がんの手術しました。
再発して通院しています。

仕事を辞めたのは、体が動くうちに身辺整理しておきたかったんです。
西崎さんの出所とは関係ありません。



本当なんだろうか。

本当だとしたら、上へ上りきれず、闇を整理して「誰か」と罪の共有を
したまま死んでいく最期なんて辛すぎる…。

この人たちみんなに幸せになってもらいたいんだよ。


残された時間を
あなたを守るために使いたい。

あなたが これから幸せであるように。

それが人生最後の
私の願いだった。



やはり「N」のために…は、安藤「望」

なのかもな。

明るい所で生きていくはずだった人が闇に飲まれないように…
逃してあげる計画。



高野(三浦友和)の突然の来訪に驚く希美(榮倉奈々)は、10年前のセレブ夫婦
殺人事件について語りだす。
10年前、野バラ荘を守るために、野口(徳井義実)と奈央子(小西真奈美)に近づいた
希美は、野口から奈央子の秘密を打ち明けられる。
一方、希美の留守中に野バラ荘を訪れた奈央子は、西崎(小出恵介)と運命的な
出会いを果たす。
同じ秘密を抱える二人は恋におち、急速に接近していく。
青景島では駐在を続ける高野のもとに、成瀬(窪田正孝)が詐欺容疑で警察に逮捕
されたという連絡が入る。
そんな中、野口が仕事で大失敗をし、希美と安藤(賀来賢人)は野口の身を案じるが・・・。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)



よろしければ→【2014年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表


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※キャスト

杉下希美・・・榮倉奈々
成瀬慎司・・・窪田正孝
安藤望・・・賀来賢人
西崎真人・・・小出恵介

野口貴弘・・・徳井義実
野口奈央子・・・小西真奈美

杉下晋・・・光石研
杉下早苗・・・山本未來
宮下由妃・・・柴本幸
成瀬周平・・・モロ師岡
成瀬瑞穂・・・美保純
杉下洋介・・・葉山奨之
桐野繭子・・・伊藤裕子
池園和幸・・・山中崇

高野茂・・・三浦友和
高野夏恵・・・原日出子

野原兼文・・・織本順吉

※スタッフ

脚本 … 奥寺佐渡子
演出 … 塚原あゆ子
プロデューサー … 新井順子
音楽 … 横山克

原作 … 『Nのために』湊かなえ
主題歌 … 『Silly』家入レオ
  
公式サイト http://www.tbs.co.jp/Nnotameni/





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